ユニクロ

最近のお気に入りはユニクロ
ついふらふらと寄ってはたんまり買い物しています。

夏物はワンシーズンでヨレヨレになるものが多いので･･･
かといってやぶれるわけではないので貧乏性の私は捨てることができず
タンスの中ははち切れんばかりの状態。

１軍と２軍に分けて登場する場面を変えています。

いちばん長い夜に

先日のニサッタ、ニサッタが面白かったので
同じ作家の作品を借りてきました。

かつて刑務所に入っていた女性二人の物語です。
刑務所で知り合い、出所後も親しくつきあうのですが
片方は人を殺めた罪、もう一人は昏睡強盗。

刑期を終えて罪をつぐなっても
何かの拍子で常に自分の罪につきまとわれ、どう生きていくかを
考えるにつれて二人の関係も少しずつ変わっていきます。

その大きなきっかけは東日本大震災でした。
正直、物語の前半の運びからいくと
主人公が震災に巻き込まれるのが少し唐突すぎる感がありました。

あとがきを読んでその理由がわかったのですが
主人公二人のうち一人の出身地を仙台と設定していたため
取材に訪れた著者が実際に震災に巻き込まれ
なんとか東京に戻った体験がそのまま作中に活かされていました。

後から知ると、よくこれだけうまくストーリーがまとまったなと思わされました。

ニサッタ、ニサッタ

久々の読書でした。
図書館で借りてきて一気読み。

表紙が明るいので軽い話なのかしら？と思って借りたら
とんでもなく不幸な話でした。

誰もが日々思っているような不満を抱えた主人公が
ちょっとした若気の至りの行動や運の悪さで
どんどん落ちていってしまいます。
誰にでにも起こり得ることのようで怖い物語でした。
（一応最後はハッピーエンドですが）

自分が今、普通に働けていることも
けっこうラッキーなことなんじゃあと顧みさせてもらえました。

明日からもしっかり働きます。。