2014年11月30日日曜日

リベンジ

以前はまっていた「メンタリスト」は
Huluで配信されているシーズン3まで見終わってしましました。
シーズン3のラストはかなりの衝撃的な終わり方。
早く4が見たい!!と思いながらもレンタル借りに行く気力はなく
何か他に面白いものはないかと見始めたのが「リベンジ」


こちらもなかなかです。
途中「は???」という微妙な登場人物がいたりもしますが
まぁ全体的なストーリーは面白いです。

先週あたりからチラチラ見始めて
今週末でシーズン1を見終わりました。
なんて悲しくむなしいラストでしょうか。

復讐はシーズン2に続いていくのでした・・・


明日はもう12月ですね。
1年経つのは本当に早い。。




2014年11月29日土曜日

風景を見る犬



本を借りる場合
延々同じ作者の本を読み続けるほうです。

しかし図書館の自分の気に入った作者のものは
ほとんど読み尽くしてしまい
仕方なくいろいろつまみ食い中。

適当に手にとってみたら意外と面白かった本です。

沖縄で起こった事件を、事件関係者近くにいる
高校生目線で読み解かれていくのですが
事件そのものより、沖縄の風俗や考え方が
物語の中に散りばめられていて興味深いです。

旅行で知る沖縄とは違うリアルな沖縄。
かる~く書かれているものの
「暮らしてみるとそうなのかも」と思わされる現実感が
感じられました。

しばらくはこの作者を攻めてみようと思います。

2014年11月23日日曜日

浄瑠璃寺



せっかくの連休なので浄瑠璃寺へドライブです。


入り口から左手に進むと三重塔
ここに本尊の薬師仏がいらっしゃるのですが
公開は年3日だけだそうです。

このお寺は敷地の真ん中に池があり
池を挟んで東に薬師仏、西に阿弥陀仏がいらっしゃいます。

薬師仏は現実の苦悩を救って
浄土へ送り出してくれる仏様なので
まずはこちらで救済を願い
振り返って池の向こう側の阿弥陀仏に
来迎を願うのがこのお寺での正しい礼拝なのだそうです。

池の東側が現実(此岸)で
西側が極楽(彼岸)として表現されているのだとか。

言われた通りにまず薬師仏に救済願っておきました。


昔の人は池を挟んでここから阿弥陀仏を拝んでいたようですが
今は極楽側に渡って阿弥陀堂内にも入ることができます。


あっというまに極楽に到着し
阿弥陀堂側から塔のほうを見るとこんな感じ。


阿弥陀堂の中には9体の阿弥陀様がいらっしゃるのです。
(一つの扉に一体ずつ入ってます)

阿弥陀様を9体並べる様式は一時流行ったらしいのですが
現存するのは今ではここだけです。
何故9体いるのかというと、往生の仕方にも9種類あるため
それに対応する仏様が分かれているのだとか・・・ 

仏教にもいろんな説があるのですね。


今日の私の目的は秘仏の吉祥天女像。
美人で名高い仏像です。

彩色がばっちり残っている像なので
細部を見るのが面白いです。

吉祥天女像は写真でも見ていたので
想像通りの美しさでしたが
期待していなかったヒット仏像にめぐりあいました。

堂内には四天王の2体(あと2体は貸出中)もあるのですが
そちらにも色がまぁまぁ残っていて模様の細かさにうっとり。

仏像には本来は色がついていたのは知っていましたが
こんなに繊細な模様を描いていたとは!という驚きです。
せいぜいカラフルに塗られていたくらいかと思ってました。

甲冑の模様がすごくお洒落!
フルカラー像を見てみたかった。

像を守るため仕方ないのですが
お堂の中はすんごい暗いです。
基本ろうそくの光と外からの薄日だけなので
細かなところまでしっかり見えないのが残念でした。



小さいお寺ですが仏像見るのに時間がかかったため
けっこう寺の中で時間をつぶしてしまいました。
腹が空いたので寺の前のお店へレッツゴー


堂内は寒かったので蕎麦であったまりました。

ついでにお店の人に帰り道を尋ねます。
往路はナビの「距離優先」モードで検索したところ
確かに大回りはしなかったものの
とんでもない山道(超狭い)を延々走らされて大変だったのです。

来た道を説明したら店の人にも驚かれました。
帰りは逆方向から大回りして帰ります。
ナビのルート選択をよく見ると「道幅優先」モードというものが
あるではありませんか!!
迷わずそれを選択して帰りました。







2014年11月20日木曜日

ヌーヴォー


ボージョレー解禁日ですね。
会社で購入募集があったので白を申し込み。
白なのでボージョレーではなくお隣のマコネ地区のもの。

飲むのが楽しみですが


今はこっちを飲んでいます。
先日、北野エースで購入しました。
売り子のお姉さんがイチオシしてくれたものです。
飲んでてあったまってきたくらいが美味いです。


つまみも買いました。







2014年11月15日土曜日

ライフ イズ ビューティフル


ずっと前から見たいと思いつつも
戦争の話は見るのが辛くずっと先延ばししてうた映画。

Huluで2~3ヶ月前から視聴可能になったのですが
リストに入れたまま時間が経っていってしまいました。

土曜の夜、たっぷり時間があって映画をみるにはちょうど良い環境。
ついに見れました。

ずっと暗いシーンなのかと思ったら
意外にも全体的には明るい話で見やすかったのですが
やはり最後は涙、涙のお話ですね。


見た後にネットで色々調べたところ
主演俳優で監督のロベルト・ベニーニ氏の
お父さんが収容所生活を体験し
この映画はそれがベースになったとも言われているのですが
ロベルト氏自身はユダヤ人ではないとのこと。

お父さんがユダヤ人なのに息子は違う??というところに
違和感があってさらに調べると
母がユダヤ人の場合は子供もユダヤ人と見なされるが
父親のみの場合は子供はユダヤ人とはならないなど
色々な判断基準があるようです。
時代によっても判断は変わるようですが。

ユダヤ人虐殺の歴史は知っていても
長い歴史の中で何故ユダヤ人がたびたび迫害されるのか
ユダヤ人とは一体何なのかがどうもピンと来ません。

映画は非常に良かったのですが
自分の知識不足で消化不良が起きています。




2014年11月12日水曜日

山ちゃん


上司がランチ帰りに会社近くを歩いていると
向かいからゆるキャラがやってきたそうです。
そしておもむろにこの箱を渡されました。
ゆるキャラはまさにこの山ちゃんキャラクター


近くに開店するので宣伝のために配っていたようです。
中身は飴。
上司が会社で中の飴を配ったのですが
受け取ったみんなは「まさか手羽先味じゃあ・・・」と少し引き気味。
私もおそるおそるなめましたが味は普通の飴でした。




上の2体のうさぎのあみぐるみ
全く同じ編み図に従って編んだのですが
頭の大きさが全く違う・・・

先に黒を編んだ際に、「ちっ、力入れずぎたわ」と
茶はゆるめにあんだところ、今度は頭が巨大化しました。







2014年11月8日土曜日

奇面館の殺人




図書館にある分だけですが、この館シリーズを以前から読んでいました。
2012年に発行されたものを発見。
久々に週末の一気読みを楽しんだのですが
正直拍子抜けしました。

以前の作品は、すべてではないですが
読み手にもある程度のヒントが提供されていて
自分でもトリックを見破れるような話でしたが
今回のものは「そんなんわかるかい!」という
種明かしばかり・・・

不思議な館で起こった殺人事件と
その謎解き(とてつもないトリック)として読めば
面白いのかもしれませんが
ただただ読み手は説明を聞いて納得するだけでした。

他の読者はどう思っているのだろうと思い
アマゾンのコメントをチェックしてみたところ
意外に高評価。。
それにも驚きました。










2014年11月2日日曜日

太郎坊宮


牛を食べた後、以前から私が行ってみたかった神社を目指します。
正式名称は「阿賀神社」というのですが通称は「太郎坊宮」
赤神山の中腹くらいにある神社です。

この入り口の横に駐車場があるのですが
そこには「山上駐車場もあり」の表示が。
友人に「下から登るよね?」と聞いてみると
「私は車で先に行くから、あなたは下から登って良いよ」との返事。


えぇ、一人で下から登りました。
一番下から本殿までは730段くらい。
山上駐車場に先に行った友人と合流した頃には
日頃の運動不足もたたってゼーハー状態でした。
辛かったので途中の写真はなし。


一番下からやっと本殿近くまでやってきました。
ここが神通力で開かれた岩の道なのです。



悪しき心の持ち主が通ると岩にはさまれると言われているそうです。

ここを抜けると正面に本殿があるので参拝をしようと中に入ってびっくり。
参拝場所の真横に神職の方が二人並んで座っていて
社務所状態になっているではありませんか・・・
しかもすごく狭い本殿の中で。

山の斜面に建てているのでスペースがないのでしょうが
これは非常に微妙な空気がただよいます。

真横で見られながら参拝するのは非常に気まずいため
スピーディにお参りをすませ、そそくさと立ち去り写真なし。。



本殿前からの外の眺めはちゃんと撮ってました。
到着する直前まで大雨が降っていたので
やんだあとは空気が澄んでてきれいでした。


山の中には七福神など仏教系のものもごちゃまぜに祀られていましたが
一番目にとまったのはこの天狗の手水舎。


太郎坊とは天狗の名前でこの神社のご祭神を
守っているのだそうです。
だから手水舎も天狗なのですね。。。

守っている側の天狗が通称になっているというのも
なんだか暗示めいているような。
面白い神社でした。





MIHO MUSEUM

友人とドライブがてらMIHO MUSEUMへ


美術館は山の上にあるためか、すでに紅葉がきれいでした。


現在の展示は「獅子と狛犬」
アケメネス朝ペルシアや古代エジプト、中国で作成された獅子像から
日本の時代別の狛犬が展示されています。

古代の像は、よく手彫りでこれだけ細かいものが作れたものだと
感心させられるものばかりです。

狛犬も愛嬌のあるものから迫力ある像まで色々取りそろえられていました。
しかし、私がここでかなり気に入ったのは狛犬ではなく
とある神社の神像です。

五百井神社の神像と狛犬が展示されていたのですが
その神像が私的には大ヒットな顔立ち。
しばし見とれてしまいました。

これは神社も見に行かないと!と帰宅後早速調べたのですが
2年前の台風土砂災害で神社は倒壊してしまったそうです。
土砂の中から地元の方々が執念で神像と狛犬をみつけたのだとか。
非常に歴史のある神社だったようで非常に残念です。


こちらの美術館、だいぶん前にも一度訪れて
建物にも展示内容にも大変満足したのですが
後に宗教団体の運営と知って少し複雑な気持ちに・・・

信仰は個人の自由と思いつつも
強引な勧誘などの噂もありなんとなく足が向かないままでした。
しかし今回の展示は見たい!!と友人につきあってもらっての
久々の訪問だったのです。



久しぶりに訪れて驚いたのが外国人率の高さ。
たぶん、日本人より外国人のほうが館内は多いくらいです。
この信楽の山の中になぜ突如これだけの外国人が!?と
思うくらいの人数がいます。
関西空港からもセントレアからもアクセスは悪いと思うのですが。

こちらの美術館設計者がルーブルのガラスピラミッドと同じというのも
海外の方々にウケるのかもしれません。
常設展示も豪華ですし。

しかしここに寄ってから次にどこに行くのかがわかりません。
日本の地方観光地化はすごいスピードで進んでいるのでしょうか。

ゴージャスで不思議な空間でした。


美術館の後は近江牛ステーキ。
食べログで高評価だった「牛石」さん
ステーキは満足でしたが、ソースが最初からかかっていたのが残念。
自分の好みでかけたかった。。


信楽を走るといたるところにこういった風景が。
「そうか!外国人の人たちには、狸の買い物をするのね!」と
友人と二人勝手に納得しました。