2016年10月16日日曜日

殺人犯はそこにいる



評判を聞いて図書館で借りてみました。
こういうノンフィクションものは読むのは初めて。

足利事件で殺人犯として17年間投獄されていた菅家さんが
無罪釈放を言い渡されるまでの記録と
なぜ真犯人が放置されてたままなのかを検証している書籍です。

もっと重たくて読みづらいかと思っていたのですが
こちらの筆者は軽快なテンポで書いてくれています。

文章は軽快ですが、内容を読むと怖い話満載です。

日本の報道態勢
えん罪が生まれる背景
被害者遺族のその後

この本を読んだ後はニュース見る目が変わってきます。
人を介する情報は伝達側に誘導されていると疑うくらいで見ないと
知らない間に信じ込まされているのかもと怖くなりました。