桑名市にある六華苑へ
桑名市の大実業家である諸戸氏の邸宅です。
この方、裕福な家庭に生まれたものの
親が事業に失敗して大変な借金を背負いますが
一代でその借金を返した上に大変な財を成した方だそうです。
その上、飲料水に恵まれなかった桑名市一帯に
私財で上水道を整備して無料で開放されたそうです。
この邸宅を設計したのは
鹿鳴館を建てたことで有名なコンドル氏。
洋館と和館がこのように隣り合わせで
建っているのは非常にめずらしいそうです。
調度品もひとつひとつが品があって素敵でした。
和室も広々として快適でした。
こういう部屋を見ると、あこがれますが
実際に人が住んでいた時もこんなにすっきりしていたんでしょうか。
特に昔の日本の家を見ると
展示ではあまりにすっきりしているので
毎回同じことが気になってしまうのでした。
お腹が空いたので六華苑近くの喫茶店に立ち寄り。
居心地もよく、料理も美味しい店でした。
なかなかこのエリア散歩して回るのに良さそうな場所です。
次回は九華公園狙ってみたいと思います。